転職3か月の壁を乗り越える!中途採用者が知っておくべき5つの方法

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    はじめに

    転職3か月の壁って、ご存じですか?

    転職3か月の壁とは、転職先の職場で働き始めて、3か月後に直面する、心理的な壁のこと。

    • 仕事のやりがいを感じない
    • 仕事がままならない
    • 頼れる人が居ない
    • 転職を後悔するetc…

    せっかく転職した後で、転職を後悔しやすい期間の3か月の事を指します。

    誰しも当てはまる事ではなく、また3か月という期間も人によると思いますが、逆にこの3か月働くことが出来れば、これからもその場所で長く働ける可能性が高くなるという事。

    反対に、3か月以内に適切な行動をとらなければ、その場所で働く事は難しくなる可能性があるということです。

    目次

    私も転職の壁、経験者です

    ぽん

    私はこれまで数回転職を経験し、成功も失敗も経験しています。

    成功した転職というからには、始めから順風満帆だったかといえばそうではありません。

    入職して最初の3か月は、慣れない環境の中で少しでも力を発揮しないといけないので、毎日プレッシャーを感じます。

    そして、新しい悩みが生まれる時期だと思います。

    失敗した転職では、その3か月を踏ん張り切る事ができず、退職してしまいました。

    転職3か月の壁を早めに知っておき、それに向けて対策をしていれば、短期離職は免れていたかもしれません。

    ではさっそく、転職3か月の壁の原因を見ていきましょう!

    転職3か月の壁、原因は5つ

    まず、転職3か月の壁の原因をご紹介します。

    原因は、大きく5つに分けられます。

    転職3か月の壁の原因

    ①前職の成功体験

    ②環境の変化

    ③生活スタイルの変化

    ④人間関係の悩み

    ⑤求められる事の違い

    詳しく見ていきましょう。

    ①これまでの成功体験

    転職をするという事は、新卒入社ではなく、次の職場では「社会人経験あり」と中途採用として扱われます。

    経験があるという事は、前職で成功も失敗も少なからず経験しているという事。

    新しい環境で、少しでも自分の出来る事を知って欲しいと張り切り、これまでのやり方で仕事をしようとします。

    ですが、新しい環境になると、仕事のやり方やコミュニケーションの取り方、全て別物です。

    前職での成功体験が、そのまま転職先で通用するとは限りません。

    新しい職場では、その職場のやり方でこれから成功体験を積み重ねていく必要があります。

    入社直後はまだ何者でもないので、つい焦って結果を出そうとして、今までの成功パターンで仕事を行って評価を得ようとすると…上手くいかず挫折してしまうことも。

    また、入社すぐの段階で、自分のペースややり方で仕事を進めようとすると、周囲からの反感を買う可能性もあるので注意しましょう。

    ぽん

    仕事をやりやすくするためには、まずは味方を増やしていく事が大切です。

    ②環境の変化

    先ほども述べましたが、仕事のやり方も、仕事をやる環境も、新しい職場では大きく変わります。

    前の職場では自分が部署のトップで、周りの人にはほとんどため口で話していたのに、新しい職場では自分が一番新人です。

    前職ではため口で話していたのが、敬語で話す習慣に変わったり、人間関係もガラッと変わってしまうので、仕事で頼みたい事も頼みづらくなります。

    前職で順調に働いていた時には気づきにくい事ですが、当たり前の環境が無くなると、それまで結果を出せていたとしても、一気に仕事のパフォーマンス能力が落ちてしまいます。

    転職直後は、この前職とのギャップについていく事が出来ず、短期離職につながってしまう可能性があります。

    ③人間関係の悩み

    これも普段は気づきにくい事ですが、今の職場で働けているということは、

    仕事内容そのものより人間関係が自分に合っている

    可能性があります。

    もちろん、自分と気が合わない人やどうしても苦手な人もいるとは思いますが、思い出してみてください。

    ぽん

    毎日昼食で顔を合わせる人や、この人とシフトが被ればその日は仕事が進めやすい…そんな同僚っていませんか?

    これは、普段当たり前になっているので気づきにくいですが、今の職場で得たあなたの財産です。

    その財産に気づかず、転職先でそのような周囲のサポートが受けられなくなると、

    孤独な気分になり、転職先で長く働けなくなる可能性

    があります。

    ④生活スタイルの変化

    職場が変われば通勤方法や、生活リズムも変わります。

    今までは自宅から徒歩10分圏内だったのに、転職先は電車で30分、となると、毎日の行動がガラッと変わりますよね。

    特に転職直後は、通勤スタイルも、業務も慣れない中で毎日を送らないといけないので、新しい生活習慣に適応するまでにストレスが強くなってしまいます。

    そうして、身体の限界から、3か月以内に退職を考えてしまいやすくなります。

    ⑤求められる事を理解していない

    先ほど、成功パターンを持ち越さない、という話をしましたが、その理由として

    転職先では前職と求められる事が違う

    という理由もあります。

    例えば、前職では

    「1人1人のお客さんに丁寧に向き合う」

    事が大切とされていた組織で、転職先では

    「とにかく数が大切。1人でも多くの顧客をとる。」

    という方針だとしたら。

    それまで培った成功パターンは通用せず、新しい自分で勝負する必要があります。

    そこに気づかず、「自分の成功パターンはこれだから。」と決めつけ、新しい方法を身につけないでいようとすると、上手くいきません。

    体験談:20代、初めての転職で驚いた事

    私は医療関係の仕事をしており、初めての転職は病院→病院でした。

    配属は転職前と同じ、回復期病棟というリハビリ専門の病棟ですが、同じ病棟でも、病院によって仕事の進め方は全く異なりました。

    ぽん

    前職では、リハビリの技術はある程度スタッフのやり方に任され、周りも毎日残業が当たり前の環境でした。

    それが、転職先では、その病院で推奨されているリハビリの手法があり、残業に関しては、むしろ定時で帰る事が推奨される職場環境でした。

    手法残業
    A病院(前職)自由度が高い当たり前
    B病院(転職先)自由度が低い(概ね統一)少な目
    転職前後の比較

    残業は、時代の流れも関係していたとは思いますが、同じような病院でもここまで違うのか、と驚いた記憶があります。

    B病院(転職先)

    このような場合、前職の成功パターンでは、転職先の病院で通用しにくいですよね。

    同僚からも、「あの人のやり方はちょっと…。」と思われ、いくら技術や仕事に自信があっても、信頼を得るまでに通常より時間がかかるでしょう。

    まずは、

    転職先で求められている事を理解し、始めから自分のやり方を出し過ぎない事

    も、転職3か月の壁を乗り越える大切な条件だと考えます。

    転職3か月の壁を乗り越える方法5選

    では、どうすればこれらの壁を乗り越えられるのでしょうか?

    具体的な対策として、以下のようなものが挙げられます。

    転職3か月の壁を乗り越える方法5選

    何のために転職したか思い出す

    出来る事から小さな成功を積み重ねる

    協調的な態度を特に意識する

    生活スタイルの変化に備える

    逃げ場を持っておく

    これらの対策について、詳しく解説します。

    何のために転職したか思い出す

    転職直後は、思っていたように力を発揮できず、環境に馴染めず…「こんな事なら前の職場にいた方が良かった。」そう思う瞬間があると思います。

    ですが、いくら前の職場が恋しくなったとしても、その環境を捨てて転職を選んだ理由があるはずです。

    新しい環境に馴染むまでに時間がかかってしまうのはしょうがない事です。

    むしろ、いくら優秀な人でも、始めからどんな環境でも上手く行く人はいません。

    「はじめは、思っていたより上手くいかないもの。」と考え、100点を目指さないこと。

    苦しい事があっても、「何のために転職したか。」を思い出して、

    まずは1日、10日、30日、3か月、と、壁を乗り越えていく

    ように心がけましょう。

    出来る事から小さな成功を積み重ねる

    先ほども述べましたが、どんなに優秀な人でも、始めから大きな結果を出せる人はいません。

    ですが、身の回りの小さな仕事に集中して取り組んで、小さな成功を積み重ねていく事は出来ます。

    そのような小さな成功を積み重ねる事で、周りからも信頼され、自分が働きやすい環境を作り上げていく事が出来るようになります。

    焦らずひとつひとつ結果を残すようにしていきましょう。

    協調的な態度を特に意識する

    中途採用の新人に対して、始めから心を開いて話してくれる同僚は少ないかもしれません。

    それは、「相手が自分にとって良い人か、悪い人か。」

    一緒に仕事を進めていく中で、自分にが不利益を被るような人とは、誰しも一緒に仕事はしたくありませんよね。

    その為、まずは相手の不信感を減らして、

    この人は一緒に仕事をしても大丈夫だろう。」

    そう思ってもらう事が大切です。

    なるべく協調的な態度で、タイミングが合えば、雑用なども自分から積極的に行う様にすれば良いかもしれませんね。

    生活スタイルの変化に備える

    転職に伴う住む場所や、通勤方法の変更。

    これらが自分にとって大きなストレスになると理解し、早めに対策を打っておくことが大切です。

    特に、結婚をしたいたり、お子さんがいる家庭の方なら、自分以外の家族にも転職の影響が出たりしますよね。

    例えば、

    通勤時間が長引くようなら、最初の一か月は外食の割合を多くする

    仕事が前職より忙しくなっても、1週間の内1日は必ず自分の好きな事をする、など。

    自分が思っている以上に体はストレスを受けると考えて、あらかじめ対策をうっておきましょう。

    逃げ場を持っておく

    いくら対策をうっていても、身体が休めない、何事も楽しめないというように気分が落ち込んでしまう事もあると思います。

    そんな時は、仲の良い友人やパートナー、家族など、

    自分の気持ちを正直に吐き出せる場所

    を用意しておきましょう。

    例え今の問題が解決しないとしても、1人で抱え込むよりは楽です。

    上手くガス抜きをしながら、転職後3か月を乗り越えられるようにしましょう!

    転職の心強い味方

    転職をしたいけど、何から始めて良いか分からない

    令和の今の時代、転職は、必ずしも一人で行う事ではありません。

    20代の転職相談所では、第二新卒者を対象に、キャリアアドバイザーが転職相談に乗ってくれます。

    近い将来転職を考えているなら、早い段階で登録し、自身のキャリアプランについて相談に乗ってもらう事をおススメします。

    ぜひ、参考にしてみてください!

    ↓こちらの記事でも解説しています↓

    補足:どうしても辛い時、乗り越えなくて良い壁もある

    転職3か月の壁の、乗り越え方についてお話してきました。

    ですが、乗り越えなくて良い壁もあるという事も、知っておいて欲しいと思います

    • 慢性的に体調不良が続いている
    • 仕事だけではなく日常生活にも悪い影響が出ている
    • 頼れる人がおらず、理不尽な対応を受け続け疲労困憊

    こんな時は、仕事よりも自分の体調を優先に考え、職場から離れた方が良い事もあります。

    適切な医療機関を受診したり、退職交渉に代行サービスを利用する事も、必要に応じて検討していきましょう。

    ↓退職代行についての記事↓

    まとめ-転職3か月の壁を乗り越えるには-

    今日は、転職3か月の壁を乗り越えるための方法を記事にしました。

    転職3か月の壁の原因は?

    ①これまでの成功経験

    ②環境の変化

    ③生活スタイルの変化

    ④人間関係の悩み

    ⑤求められる事の違い

    転職3か月の壁の対処法5選

    何のために転職したか思い出す

    出来る事から小さな成功を積み重ねる

    協調的な態度を特に意識する

    生活スタイルの変化に備える

    逃げ場を持っておく

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました!(^^)!

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