これからの時期、新しい職場に転職される方も多いと思います。
私は、新卒で入った職場を2年で退職し、その後転職した職場(病院)で、5年間勤める事が出来ました。
その5年勤めた職場を退職後は、転職後の会社で上手くやっていけず、続けられなかったのですが…。
転職が当たり前になった現代、5年間同じ職場に勤務できたことは、私の自信になりました。
では、長く勤務できた職場と、短期間で辞めてしまった職場…何が違ったのでしょうか?
もちろん、物理的な環境や、仕事内容など、長く働けた職場は、自分に合っていたのだと思います。
ただ、その思いも、時間が経ってから気づいた事。
長く続けられたとはいえ、転職直後は
「転職、失敗した!」
と感じ、上手く馴染めず、前の職場が恋しくなっていた事も事実です。
そのような状況から、5年続けられ、「働きやすかった。」と感じられるようになるために、何が必要だったのか。
そんな経験を踏まえて、今日は、
転職に失敗した!
思い通りではなかった!
といった時の、対処法について記事を書きました。
今まさに
転職したばかりだけど後悔している
これから転職をするけど失敗にはしたくない!
と考えているあなた。
私の転職体験を基にしたこの記事を読んでいただけると嬉しいです!
それではいってみましょう!
結論:対処法は3つ
まず結論から。
今回紹介する対処法は、この3つです。
①味方をつくる
②分からない事は積極的に聞く
③ストレスはため込まずに吐き出す
です。
詳しく見ていきましょう!!
①味方を作る
同級生が同じ、経験年数が同じ、出身地が同じ…。
共通点があると、親近感が湧く方が多いと思います。
転職先では、誰もが新人として立ち振る舞う事を求められますが、先ほど挙げた共通点で親近感を持たれたり、独身、既婚、子持ちなど、生活スタイルが似通っている事から、個人的に親しくなることもあると思います。
それらの共通点から、ゆっくりで良いので転職先で味方を作ると、後々仕事がやりやすくなります。
共通点を見つける事の他に、味方を作るために大切な事として、
も、私は大切だと思います。
この、誠実な対応とはどんなことかというと、相手によって態度を変えない、ということです。
転職してきた人は、元々その職場にいる人からすると、
「上手く職場に馴染んでくれるか。」
「身勝手な行動をしないか。」
と、よくも悪くも、自分たちの不利益にならないか、気にされているところがあります。
そのため、日頃からあいさつを自分からしたり、人によって態度を変えないなど、誠実な態度で仕事をする事が大切です。
人によって態度を変えないのは出来そうだけど、職場内での立ち振る舞いって、どんな対応が良いのか悪いのか、転職直後は迷いますよね。
そんな時、まずは自分のやり方よりも、周りのやり方を見てマネする事をお勧めします。
今までの自身の経験は一旦脇においておいて、新しい職場で求められる立ち振る舞いを見極めましょう。
職場に協力的で、人によって態度を変えないようにしていると、新しい職場でも周りから受け入れられやすくなり、味方が出来ます。
そうすると、自分自身も働きやすくなっていきますね。
②分からない事は積極的に聞く
20代前半など、若い時は特に、分からない事は積極的に上司に聞くようにしましょう。
積極的な子だと思われて、可愛がられます。
私はそれで研修に誘われ、その後職場で大変働きやすくなりました。
若いころ程真面目な姿を見せておくと、特に昇進などを望んでいなくても一目置かれる存在になり、後々自分が働きやすくなるのは事実です。
③ストレスはため込まずに吐き出す
転職先の仕事内容、職場の雰囲気が、思っていたのと違う…そんな時、
前の職場に戻りたい
やっぱりすぐ辞めようかな
と考える方も多いと思います。
ですが、心が疲れているときの決断は、後々更なる後悔を招いてしまうことも考えられます。
私は、初めての転職で、それまで住み慣れた街から遠くの街へ引っ越しました。
その為、前の職場の友人や学生時代の友人にも、気軽には会えませんでした。
私の場合は、大学時代の友人に転職後のギャップを相談し、話を聴いてもらう事で自分の気持ちを整理出来た事で、新しい職場でも気持ちを保って仕事を続ける事が出来ました。
ただ、友人と会い過ぎても恋しくなって、転職後なかなか前に進めなくなりますし、連絡もついつい愚痴っぽくなってしまうと、相手に負担もかかりますよね。
友人たちも20代後半になると結婚したり、生活スタイルが変わっていくので、学生の時ほどは気軽に連絡しづらくなるとも思います。
そんな時は、オンラインでのカウンセリングも利用してみてはいかがでしょうか?
今は、病院などわざわざ出向いて行うカウンセリングだけではなく、家にいても行えるカウンセリングが比較的安価で行えます。
転職後は知らず知らずのうちに、身体に大きな負担がかかっています。
とにかく、不安や悩みを自分だけで背負い込まず、吐き出す事。
友人や家族に言いづらければ、カウンセリングなど利用し、第三者に吐き出す事をお勧めします!
そうすると、安易に辞めたり体調を崩さずに、前向きな方法が見つかるかもしれません。
まとめ
今日は、転職に失敗した!と感じた時の対処法というテーマで記事を書きました。
具体的には、
- 焦って決断しない事(心が弱っているときの決断は控えましょう)
- 気持ちを吐き出す場を作る事(友人、家族、カウンセリングなど)
- 職場では相手によって対応を変えず、仕事について相談するなどして、少しずつ味方を増やしていく事
といった意識を持っておくことが大切です。
いかがだったでしょうか?
自分自身が働きやすい会社!と感じられるようになる為には、周りからの信用が不可欠です。
ですがその信用を作るには、少なくとも数か月の期間が必要となります。
私は短期間で離職した職場は1か月持たず、逆に、5年勤められた会社は、最初の数か月を乗り越えてから、働きやすくなりました。
少しずつ信用を作り上げ、自分のカラーを出しやすくなった、という感じです。
転職後、最初の数か月を乗り越えられれば、その会社で長く働くことが出来るともいえます。
今、自分に出来る事は少ない、自分のカラーを出せないと感じていても、その職場でこれまでの経験を活かして、自分にしか出来ない仕事というのは、必ずあります。
今、転職に失敗した…と感じている方も、働きやすくなるためには一定の時間が必要、と割り切り、焦らず自信を持ってやっていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!(^^)!