29歳女性の仕事の挫折?
社会人になって挫折を経験した事ってありますか?
人によっては、
学生時代受験に落ちた
大会に出られなかった
など、若くして挫折を経験している方もいると思います。
だとしたら、
って、どんなイメージがあるでしょうか。
今日は、私が29歳で経験した仕事の挫折を紹介しようと思います。
30歳目前の女性、人生で初めての挫折とは
30歳目前、私が挫折した事は、転職でした。
前の職場に嫌気がさし、結婚を主な理由として転職をしたのですが、ことごとく失敗。
何が失敗だったのかというと、転職後もすぐ辞めてしまったこと。
これまでも転職の経験はありましたが、まさか入職して、体調を崩して数か月で辞める事になろうとは考えてもいませんでした。
今まで仕事で大きな失敗をしたことが無かった分、この体験をしたことが自信を失う大きなきっかけとなってしまいました。
仕事の挫折から学んだ5つの教訓
このように、30歳を目前にして仕事で大きな失敗を経験した私。
この挫折から学んだことが、5つあるので紹介させてください。
それは、
①自分を知る事が大切
②早めに頼る事も大切
③焦らない事
④目先の利益に惑わされない
⑤社会人の転職は、大学生の就活とは異なる
詳しく見ていきましょう。
①自分を知る事
学校を卒業して、就職して、ずーっと週5フルタイムで働いていると、
休日も家でのんびり、旅行で休みが消えてしまう
なんてことがありますよね。
そんな中、意識的に時間をとって、
- 自分はこういう性格だから、こんな仕事が向いてるかな?
- キャリアプランはこうしたいけど、今の環境はどうだろう?
と、今の自分について知ろうとする事って、少ないですよね。
友人のことなら、家族の事なら、詳しく知っているのに、自分の事は知らない(知ろうとしない)
過去の私がそうでした。
自分が何が好きで、嫌いで、仕事でどんな環境なら自分の能力を活かせるのか。
これから転職も視野に入れて、働き続けたい…私の様に、「本当はこんなつもりじゃなかったのに!」と考えている方は、まず何より
と言えるでしょう。
②早めに頼る事
アラサーの皆さん、最近、人に頼った事ってありますか?
アラサーにもなると、仕事では後輩が出来て、中間管理職で上司と部下の板挟みを経験している方もいるでしょう。
仕事にも慣れてきて、誰かがミスをして頼られる事はあっても、自分から頼る経験は、年々少なくなっているのではないでしょうか?
人に頼る、という経験に慣れていく必要があります。
そもそも人に頼る事が迷惑、という考え自体が間違いですよね。
人は、迷惑をかけながらお互い生きていくものです。
何かと自己責任が叫ばれる今日ですが、
という風に、人に頼る経験を積んでいきましょう。
頼っても問題が解決するとは限りませんが、少なくとも、自分以外の誰かの意見を聞いて今後について考える事があっても私は良いと思います。
③焦らない事
20代後半ではあれば、仕事以外にも結婚への焦りなど、生活で様々な焦りを経験する事が多くあります。
30歳を目前に、お金のこと、生活のことなど不安もあります。
結婚に関しては男性より、女性の方が焦っている印象がありました(自分を含め)ですが、焦って失敗してしまってはもったいないです。
退職後次の職場がすぐに決まらない、周りは成功していて焦る…そんな状況でも、
と考え方を変えて、前向きに捉える事が大切です。
この時間を活用して、今後の長い人生のキャリアプランを考えてみましょう。
人生の中で、その時間はむしろチャンスです。
④年収アップなど目先の利益に惑わされない
年齢を重ねての転職となると、収入アップを目的に転職される方も多いと思います。
ですが、
ということは知っておくことがあります。
数値化できない物とは、
同僚のサポートや通勤が楽、福利厚生といった、自分が今日まで仕事を続けてこられた要因
となっているものたちです。
転職して、誰一人1知らない人達の中で、今まで通り結果を出す事は大変です。
今までの仕事での成功は、自分のスキルだけではなく、周囲のサポートがあったからこそ出来ていたことだってあります。
年収は企業の印象を引き立てる要因にはなりますが、目先の利益だけにとらわれず、今ある物についてもしっかり確認しておきましょう。
そうする事で、
- 年収アップを目的に転職したけど、ブラック企業だった。
- 年収アップを目的に転職したけど、友人がいないからパフォーマンスが低下した。」
そんな失敗を防げる可能性があります。
⑤転職は大学生の就活とは異なる
私の様に、第二新卒で一度転職し、30歳前後で結婚など色々な理由で転職を経験する方もいると思います。
大学生の時の就活は、「新卒」というブランドが有利に働く場面があったはずです。
実務経験ゼロが当たり前。入社後はうちでしっかり教育します!
そんなパターンが多いですが、社会人になってからの転職は、企業から求められる事が異なります。
これまでの
もあります。
初めて転職される方は、新卒の時のような研修期間があると思って入社しますが、実際はとても短い研修期間だったり、研修すらない(放置)場合だってあります。
その為、
を意識して、転職活動を行う必要があります。
アラサー女性が挫折を乗り越えて分かった事3つ
ここまで、私が仕事で人生初めて挫折した理由をお話ししました。
そのうえで、挫折を乗り越えて分かった事が3つあります。
それは、
①体も人生も有限
②過去の経験を捨てる勇気を持つ
③譲れないものは明確にしておく
ということです。
①体も人生も有限
正社員で毎日忙しく働いていると分からなくなりますが、人生は有限です。
一度立ち止まった私が感じた事は、
こうやって10年はあっという間に過ぎ去るのか。
ということでした。
いつかは終わってしまう人生、でも、それを日常で意識する事って、ほとんどありません。
私は大きな失敗を経験しましたが、そうやって立ち止まった経験があったからこそ、
これからの長い人生について考えを巡らせたり、時間のありがたみに気づくこと
が出来ました。
そして、自分について知ろうとしたり、今後の働き方についても見直すための、十分すぎるくらいの時間を取る事が出来ました。
そう考えれば、挫折のある人生も、経験して良かったなと感じる事が出来ます。
②過去の経験を捨てる勇気を持つ
キャリアも生活も人それぞれ。
今まで正社員の経験しかない人は、それ以外の働き方が選択肢にありません。
過去の私もそうでした。
でも、正社員とパート、両方の経験がある事を、評価してくれる企業だってあるはずです。
大多数の意見に縛られなくて良いはずなんです。
20代後半にもなると、人によっては中間管理職を経験したり、仕事も毎日をこなす感覚で出来ている事も多いでしょう。
自分のやり方、というものが今の職場で確立されているからこそ、転職先の企業でそれに縛られ、上手くいかない可能性があります。
そのため、過去の経験を、転職先では捨てる勇気を持ちましょう。
もちろん、転職先でも役に立ちそうなスキルはどんどん使えば良いとして、これまでの成功体験に縛られない事が大切です。
大学を卒業して、新卒の時って、上手いやり方、自分だけのやり方なんて誰しも無かったはずです。
経験に頼る事も大切ですが、
と言う気持ちで転職するのが良いのかもしれません。
③譲れないものは明確にしておく
月々の給料、年収、家が違い、など人によって様々だとは思いますが、自分が働きやすいような同僚、勤務形態など、人によって優先事項は違います。
例えば、
給料が減っても良いから、仲の良い友人のいる職場で働きたい。
給料が下がっても良いから、土日休みの企業に転職したい。
など、自分だけの譲れないものを明確にしておきましょう。
これは、私の場合転職でしたが、結婚生活や日々の過ごし方でも、大切な事です。
おすすめの転職エージェント
ここで、今後転職を考えている方へ、おススメの転職エージェントを紹介させてください。
①20代の転職相談所
②メディカルスタジアム(医療者向け)
20代の転職相談所
転職エージェント「20代の転職相談所」
20代で転職を検討している方
第二新卒で転職活動を始める方
自分らしい働き方をしたい方
正社員希望
マンツーマンのサポートを受けながら転職活動をしたい方
- 20代限定
- 相談は必要なし、と言う方や、自分で検索して自分で応募したい人には不向きかも
20代の転職相談所は、20代、主に第二新卒の、正社員転職に特化した転職支援サービスとなっています。
経験豊富な転職相談員が、あなたの転職をサポートしてくれます。
私も初めての転職の時、ちょうど第二新卒に当たる時期でしたが、
何年かぶりに履歴書を書いたり、企業と連絡をとったり…
それらを働きながら並行して行った時は本当に大変でした。
そんな時、面接対策や書類の添削など、マンツーマンのサポートを受けながら活動を進められるのは心強いですね。
注意点として、第二新卒と20代に特化している為、利用者は20代限定という年齢制限があります。
また、20代の転職相談所は、転職エージェントの為、
その為、やはり
幅広い求人の中から自分のペースで求人を探したい、直接企業に応募したい
という方には、マッチしにくいサービスとなり得ます。
20代の転職相談所を利用する際には、そのような注意点も考慮したうえで利用を検討しましょう。
【経験談】29歳、挫折を経験した私が立ち直り、前進出来た理由
さて、29歳で転職での挫折を経験した私ですが、その後どうやって立ち直ったのかというと、
- 友人との関り
- 家族の励まし
- 雇用形態を変える
この3つの方法で、立ち直る事が出来ました。
友人との関わり
前職で同時期に退職した友人や、仕事上でお世話になった方など、これまで一緒に仕事をしてきた人は、自分以上に自分の仕事ぶりを見てくれています。
その為、
もありました。
自分が仕事に対して自信を無くしている時、会って元気がでる人、一緒に仕事をしたことがある日との存在は大きかったです。
前職が恋しくなるため、昔の同僚とは会わない方が良いという意見もありますが、
この人とは退職しても、仕事でずっと良い関係を続けたい
という方との縁は、無理に切る必要は無いと思います。
そういった、仕事で知り合った友人との付き合いを続けていくうちに、本来の自分を取り戻していく感覚がありました。
自分らしさを取り戻させてくれた友人には感謝しかありません。
家族の励まし
転職に失敗し、「仕事が出来ず、収入もなく、迷惑をかける存在。」と、ひどく落ち込んでいた時期がありました。
ですが、家族(夫)は、そんな私を否定せず、ありのままを受け止めてくれました。
理想の自分でなくても、その自分を受け入れてくれる存在は大きいです。
夫が変わらない態度で接して、生活を支えてくれたので、未来に希望を持てるようになりました。
挫折を経験したことで、自身の完璧主義的な考え方が減ったり、無駄な出費をなくそうと家計を見直した事も大きな前進でした。
雇用形態を変える
体調を崩したこともあり、これまで経験してこなかったパートで働くことになりました。
家計を見直した事により、正社員の時ほど貯金や無駄遣いは出来なくなりましたが、毎月生活できる最低限の収入を得られるようになりました。
結局、
仕事の失敗は、仕事で取り戻す
というのが一番だと思います。
雇用形態は変わりましたが、新たな職場でその時の自分にとって最適な働き方をとることで、仕事への自信を取り戻す事が出来ました。
まとめ:挫折から学ぶ大切さ
今日は、【仕事】29歳女性、人生で初めての挫折。そこから学んだ3つの教訓というテーマで記事を書きました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!