年下上司のタメ口についてどう思いますか?
今日は、年下上司のタメ口はむかつく?ということについて解説していこうと思います。
一般的に、年下からタメ口を使われるって、余り良く思われないですよね。
この記事がおススメの方と、この記事の一番のポイントは以下の通りです。
・今まさに年下上司の対応に悩んでいる
・年下上司の偉そうな言葉遣い、態度に腹が立つ
・転職予定で、初めての年下上司にどう接するのが正解か分からない
今回の記事の一番のポイントは、これです!
年下上司とのコミュニケーションでは、年齢よりも立場を意識して関わる事が大切※ただし、例外アリ
【きっかけははじめての転職】年下上司のタメ口を気にしていた当時24歳の私
少し長くなりますが、この記事を書いたきっかけについてお話しさせてください。
※今すぐ対処法を知りたい方はこちらへ
私が年下上司のタメ口について悩んでいたのは、初めての転職直後、まだ24歳の頃(今から5年以上も前)でした。
それまで高校、大学、国家試験とストレートで受験、卒業し、新卒入社は2周りと同じく22歳。
それまでの学校生活でも、年上の先輩には敬語、年下の後輩にはタメ口、という接し方が常識的で、「年下の先輩」という立場の人と関わった事がほぼありませんでした。
そんな私が、ちょうど第二新卒にあたる24歳(社会人2-3年目)の時の転職で、自分より年下(でも入社は自分より先) の上司にタメ口で話しかけられた時のこと。
衝撃的過ぎて、一瞬思考が追いつきませんでした(笑)
え、何で年下なのにタメ口なの!?年齢が上=敬語、が当たり前だった私にとって、当時年下からタメ口で話しかけられた時は、
自分もタメ口?敬語?の方が良いの?ていうかなんかむかつく…もっと敬って(今だとおこがましいですが…。)
と軽くパニック状態。
当時は、同時期に入社した方も同じような立場(年上だけど年下上司がいる)で、その方の対応を見て自分も学ばせてもらいました。
ですが、自分1人でこの状況に対応しないといけない場合、同じように悩んでいる方がいるだろうな…そう感じ、今回記事にしたという流れです。
対処法を説明する前に、
- 年下上司のタメ口に対する一般的なイメージ
- なぜ多くの方が年下上司からのタメ口対応が不快に感じるのか。むかつく、ストレスになる理由
について解説していきます。
年下上司のタメ口に対する一般的なイメージとむかつく理由
ここでは、年下上司のタメ口に対するイメージ4つを解説していきます。
年下上司のタメ口に対する一般的なイメージ
(1)敬意がない(偉そう)
(2)なめられている
(3)言葉遣いが悪い
(4)○○世代だから
年下上司のタメ口には、年下の割に敬意がない、言葉遣いが悪い、○○世代だら世間の常識を分かっていない、といった、どちらかといえば悪いイメージがあります。
これらは私が転職先で年下上司に出合い、実際に経験した感情でもあります。
嫌悪感というか、余り良い感情ではなく、ストレスを感じますし、そのような感情を抱いたしまう自分にもストレスを感じ、二重のストレス、といった感じでした。
年下上司のタメ口がむかつく、ストレスを感じる理由は2つ
年上の上司ならタメ口でも何とも思わないのに、年下上司となると不快感を抱いてしまう。
それには以下の2つの理由があると考えます。
①年上=敬う、年下=教育という今までの常識
②社会人数年目で年下上司に出会うため接し方が分からない(学校生活ではほぼ経験しない)
詳しく見ていきましょう。
①年上=敬う、年下=教育という今までの常識
年下からタメ口=敬意が無い、偉そう、と、年上からすると不快に思う方が多いと思います。
ですが、この不快に感じてしまう理由って、どうしてなんでしょう?
話は逸れますが、アメリカでは敬語、という概念がありません。
年齢に関係なく、自分の意見を言い合える環境が好まれます。でも、日本の場合はどうでしょう?
小さいころからそう教えられる機会が多かったはずです。
逆に、自分より年下=自分の経験を教えてあげなさい、教育してあげなさい、そう教えられる機会が多かったでしょう。
その為、これまで日本の場合、年下=タメ口、年上=敬語、というのが一般的な接し方でした。
会社も年功序列、上に行くほど待遇も良く仕事も出来る、というのが当たり前、上司=自分より年上が一般的だったはずです。
なので、
のだと思われます。
②社会人数年目で年下上司に出会うため接し方が分からない(学校生活ではほぼ経験しない)
高校、大学、国家試験…。留年や浪人をしなければ、同級生は自分と同い年が大半で、年上だけど同級生には出逢っても、年下だけど自分の先輩、という立場の人に出会う機会ってほとんどありません。
スポーツが強い学校なら、上級生よりも下級生がレギュラーになって、「年下の先輩」を意識する事もあるかもしれませんが、多くの方が、社会人になって出会うのが「年下上司」だと思います。
また、年下上司と言うくらいなので、
転職先で出会ったり、数年働いていて自分より部下の立場が上になるなど、年下上司に出会う頃=自分も社会人経験をある程度積んでいる状態
と言えます。
その為、仕事の成功体験や、年下の部下を教育した経験した人こそ、こういった「年下上司(しかもタメ口)」は初めての経験となります。
自分の仕事のやり方に自信がある方ほど、接し方も分からず、しかもタメ口なので不快!!となってしまいます。
今は若くして会社を立ち上げたり、転職が当たり前になってきていますよね。
そのため、今後は
と予想され、タメ口の年下上司への抵抗感も減っていくのでは…とも思います。
【そもそもの疑問】年下上司にタメ口を使うのは許されているのか?
そもそも、年下上司にタメ口を使うのって、良いのか悪いのかどっちなんでしょう?
先ほどの解説のように、年下上司のタメ口=不快感というイメージが少なくないので、許さない!とまでは言わないけれど、一般的によく思わない同僚が多い事は確かでしょう。
ただ、周りの人は「良くないよね。」と思ってはいても、直接その年下上司には言いづらい、というのが本音だと思います。
【私の体験談】同期から言われた心強い一言
私も、年下上司からタメ口を使われていた際、同期入社の年下の子から言われた事があります。それは、
「あれはおかしいと思ってたんです!だってぽんさんの方が社会人経験も長いのに馴れ馴れしいし!」
と。
その言葉をかけてもらうまで、
タメ口は別に気にしないとして、この馴れ馴れしさは普通なのかな?
と違和感があったのですが、転職してすぐだったので、自分の考えに自信が持てずにいました(カルチャーショックに適応しようとしていた感じです)
タメ口が、というより、その年下上司の話し方が余りにも馴れ馴れしかった…という理由もあると思いますが、直接その上司本人には言えないにしろ、そうやって影ながら言ってもらえたことは嬉しかったです。
立場上上司とはいえ、やはり
は、言われている本人を気にかけてみたり、その年下上司への対応を部署全体で考えていくのが望ましいと思います。
タメ口は許されても、年齢関係なく礼儀とマナーは大切
時代に応じて常識は変わっていきますが、相手が不快に感じないようなマナーや礼儀は大きく変わらないと思います。
年上、年下、上司、部下関係なく、礼儀やマナーは常に意識しておく必要があると考えます。
年下上司のタメ口に対する対処法4選
転職後、話してきた年下上司が始めからタメ口で、ドキッと何とも言えない感情になったあなた。
さあ、こんな場合、どう反応するのが正解でしょうか?
以下に、そんな時の対処法を記載しています。
①基本的にこちらは敬語で対応
②年齢を気にしないこと
③パワハラやセクハラ言動の際は我慢せず、他の上司に相談
【時期を見ながら判断した方が良い事】 敬語→タメ口への切り替え(切り出し方)
①基本的にこちらは敬語で対応
年下上司からタメ口を使われても、始めは敬語で対応するのはおススメです。
何故なら、特に転職直後は、自分が一番新人だからです。この、新人と言うのは年齢関係なく、「その職場の業務を行う上での新人」です。
年齢は関係なく、お給料をいただいている以上、1日も早く仕事に慣れていく必要があります。
タメ口だと、仕事への緊張感も薄くなってしまいますし、敬語だと、仕事の意識も高まります。
1日も早く転職先に馴染めるよう、年下上司に限らずですが、周りのスタッフには基本的に敬語で接していくのがベストです。
②年齢を気にしないこと
今の時代、年齢が上=仕事能力が上、とは言い切れません。
特に転職直後は、1人くらいはそういった年下タメ口上司に出くわす可能性があります。
自分が一番新人、という気持ちで、年齢が上だから舐められないように、とか、年上だからこっちもタメ口で、とかそういった考えを一度手放す勇気を持ちましょう。
そうする事で自分自身が楽になります。
最初はなめられていても、少しずつ仕事で成果を出していけば、周囲の目は変わってきますし自分の味方も増えていきます。
時間が経てば以外に慣れてきます。年齢に囚われて自分の常識、を主張しすぎない事が大切です。
③パワハラやセクハラ言動の際は、我慢せず他の上司に相談
冒頭の※例外でも述べましたが、年齢よりも立場を意識するのが良いとはいえ、例外はあります。
それは、パワハラやセクハラ言動など、立場に関わらずやってはいけない事の場合です。
パワハラやセクハラに限らずですが、言葉遣いがひどすぎたり、人格を攻撃する激しい叱責などは、部下や上司など、立場関係なく許されることではありません。
大問題です。これは、年齢に関わらず誰が誰に対してやってもダメな事です。
年下上司からそのような被害を受けたら、同部署の他の上司へ、もし他に上司がいない場合は他部署(人事など)へ、それでもだめなら職場外の機関への相談が必要です。
【時期を見て判断】敬語→タメ口への切り替え(切り出し方)
もしも、転職直後、年下上司と出会って間もない時、
タメ口で話して良いよ!
と言われたとします。
こちらとしては嬉しい話ですが、転職直後だと自分も新人なので、すぐにタメ口では話しづらいですよね💦
そのため、最初の内は敬語で話していても、少しずつこちちらもタメ口の割合を増やしていくのがおススメです。
最初に難しくても、一緒に仕事をしていくうちにお互い相手の反応に慣れてきますし、緊張感も解けるので、タメ口で話しやすくなると思われます。
私も転職直後、「タメ口で良い」と言われましたが、しばらくは敬語で話していましたが、いつの間にかタメ口になっていました(笑)
切り替えるタイミングとしては、転職後半年~1年くらいが目安かと(あくまで私の場合ですが)
半年経つと、お互い一緒に仕事をする上で緊張も解けてきますし、タイミング的におススメです。
逆に、年下だからと言って皆が皆敬語→タメ口に切り替える必要もないと思います。
始めからお互い敬語の人は、年上年下、同級生に関わらず今会っても敬語で話してます。
上司部下の関係性より、敬語→タメ口へ切り替えるかどうかは、結局は相手との関係性(個人的にしゃべりやすい、一緒に過ごした時間が長いなど)によると思います。
【年下上司のタメ口はメリットも?】今の私が思う事
人生初めての経験だと衝撃を受けやすい「年下上司のタメ口」ですが、悪いことばかりではありません。
年下上司のタメ口に感じるメリットもありました。
そのメリットとは、
こちらもタメ口で話せるようになれば、仕事が進めやすい。
という事です。
例えば、同じ提案でも、自分より10歳以上年上の上司と、10歳以上年下の上司に伝える場面を想像してみてください。
相手との関係性によりますが、タメ口で話さなければいけないとしたら、どちらかと言えば、年下の上司の方が話しやすくないですか?
また、年下上司は男性か女性か、どちらの方が話しやすかったかといえば、これも相手によるとおもいますが、私はどちらも話しやすかったです。
女性だから女性と話しやすいわけでもなく、入社してから退職するまで、年下上司でもずっとお互い敬語だった方もいますし、それはそれでやりやすさがありました。
入社後しばらくして、こちらもタメ口を使えるような関係性になれば、年下上司のタメ口も、仕事を円滑に進める上でのメリットになる可能性があります。
【PR】入社後のサポートも受けられる転職支援サービス
とはいえ、転職後の悩みで多いのが人間関係。転職直後は1人で孤独を感じやすく、周りのスタッフのささいな一言にも反応してしまいがちです。
特に、過去の私の様に第二新卒で初めて転職、という方は、今回の記事の年下上司のように、新卒の会社時代には出逢わなかった人の対応に困る可能性もあります。
今、転職を考えている第二新卒の方、20代の方におすすめの転職サービスがあります。
UZUZ第二新卒
UZUZ第二新卒では、10代〜20代の第二新卒、既卒の就職サポートを行っています。
第二新卒で転職活動予定
キャリアカウンセラーに相談しながら転職活動をしたい
面接対策、書類添削などサポートを受けながら活動したい
メリット、注意点はこちらです。
第二新卒に特化したキャリアカウンセラーによる、マンツーマンのサポート
ブラック企業を排除
面接対策、入社後のサポートなど支援が充実
申し込みは29歳まで限定
何十社も紹介してほしい方、やり取りに時間をかけたくない方には不向き
転職支援だけではなく、ブラック企業の排除と、入社後のサポートに力を入れている点が良いですね。
ちなみに、
- 若手の離職率が高い
- 慢性的な残業
- 求人情報と大きく異なる
といった事が無いように、UZUZ第二新卒は労働環境や教育体制について細かなチェックを行い、上記の様な企業の排除に力を入れています。
ただ、マンツーマンのサポートも強みにしている分、
- 何十社も求人を紹介して欲しい!
- キャリアカウンセラーとのやりとりを少なくしたい!
- 自分のペースでゆっくり進めたい!
という方にはマッチしにくいサービスと言えます。
これからの時期、来年度4月入社に向けての転職活動が、本格化します。
今後転職を考えている第二新卒、20代の方。
メリットや注意点を考慮したうえで、利用を検討してみてください!
↓他の転職支援サービスについても紹介しています↓
【まとめ】年下上司がタメ口の場合のコミュニケーション
今日は、年下上司のタメ口はむかつく?転職者必見の原因と対処法【経験談アリ】
というテーマで、自身の転職経験を基に記事を書きました。
年下上司のタメ口でむかつかず、ストレスを減らすコツ
年下上司とのコミュニケーションでは、年齢よりも立場を意識して関わる事が大切
(ただし、言葉遣いがひどい、セクハラ言動パワハラ言動は上司部下関係なく例外)
年下上司のタメ口への具体的な対処法
①基本的にこちらは敬語で対応
②年齢を気にしないこと
③パワハラやセクハラ言動の際は我慢せず、他の上司に相談
【時期を見ながら判断した方が良い事】 敬語→タメ口への切り替え(切り出し方)
この記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
本記事の内容が、年下上司に関わるあなたの悩み解消の、お役に立てれば幸いです。