女性の転職活動の選び方について
今日は
転職活動が苦手な女性が、後悔しない為の方法の選び方
というテーマで解説していきます。
- 来年の春転職を考えている20代-30代女性
- 初めての転職活動、どんな方法があるのか分からない
- 以前使った転職サービスが自分に合わず、転職に苦手意識がある。
- 自分の状況や性格に合った転職活動方法が知りたい
- 転職活動における女性の不安と解決方法
- 転職活動の方法と手段(それぞれの方法と特徴、メリットデメリットに関しても紹介)
- 20代―30代女性の転職活動で抑えるべきポイント
それではいってみましょう!
転職活動における女性の悩みと解決方法
まず、転職活動で女性が悩みやすい事について解説します。
方法の種類だけ先に知りたい→こちらへ
転職活動における女性の悩みと対策
転職活動で女性が悩みやすいポイントは3つ。
- 本当に転職するべきか
- 方法がありすぎて決められない
- 活動方法や利用した転職サービスが合わなかった
- 仕事(人によっては家庭)と並行しながら転職活動が大変
一つ目に、本当に転職するべきか分からないという悩み。
客観的に市場価値、自分のスキルに自信が持てないので、今の職場の方が良いのかもと思ってしまい、転職はしたいけど踏み切れないという場合です。
二つ目に、直接企業に応募する方法以外にも、転職エージェントや転職サイトなど、方法がたくさんあり決められないという悩みです。
初めての転職の方であれば、サービスを利用するのも初めてで、何から手をつけたいいのか分からなくなりますよね。
三つめは、転職サービスの利用経験、転職経験もあるけれど、転職活動方法が自分に合っていなかった場合。
本記事では主に、このパターンを防ぐための方法を解説していきます→こちらへ
四つめは、仕事と並行しながらの転職活動。新卒の時は、周りも同時期に活動していて就活に集中しやすかったと思います。
ですが、働きながら並行して、お子さんがいる方は家庭と並行して、就活をしていかなければなりません。
その為、休日や日々の隙間時間など、時間を見つけて就活するのは大変さを感じてしまいます。
女性が転職する際に重視すべき条件とは?
では次に、女性が転職をする際に重視するべき条件について解説します。
- 収入
- 休みの多さや取りやすさ
- 残業が無い
- 人間関係が良好
- スキルアップできる
- 家庭との両立
人によって重視する条件は様々ですが、1人暮らしでも、家族がいても、
生活を送る為に必要な最低限の収入と、働き続けられる良好な人間関係
は重視するべきです。
家庭との両立は女性特有の条件と思われがちですが、今は、昔ほど男女で育児、仕事を切り分ける考え方は少なくなっているので。
私の知り合いにも、子供が出来たから収入アップと土日休みを目的に、転職した男性がいました。
新卒の就活と社会人の就活、大きな違いは?
新卒の就活と、社会人経験を積んだ上での転職は、大きな違いがあります。
それは、選択肢が多いという事。
✅自分で転職活動方法を選択できる
その為、新卒の時とは違った自己分析が必要です。
ここから、状況と性格別に自分に合った転職活動方法を選ぶコツを紹介していきます。
【5タイプ】転職活動の方法と手段の活用
5つの転職活動の方法について解説していきます。
ここでは、ハローワークの利用以外の方法を解説していきます。
また、私がこれまで経験した1~3の方法については、△,〇,◎でそれぞれの特徴を評価しています。
- 自己応募
- 転職エージェントの利用
- 転職サイトの利用
- 知人紹介(リファラル)
- 就職説明会、職場説明会への参加への参加
自己応募
スピード | サポート体制 | 連絡頻度 | 年齢 | |
〇 | △ | 少なめ | 幅広い |
- 強み
-
自分のペースで進められる
連絡頻度は最低限
年齢が幅広い
- 注意点
-
計画をしっかり立てておく必要がある
電話対応や交渉などすべて自分で行う必要がある
面接対策や書類対策も自分で行う必要あり
- マッチしやすい人
-
自分のペースで進めたい人
事前準備や交渉も含めて行える人
働きたい会社が決まっている人
自己応募は、自分で直接企業の採用担当と連絡をとって進めていく方法です。
働きたい会社が決まっている方や、自分のペースで計画的に進めたい人、採用担当者と電話連絡が苦にならない場合に、おすすめの方法です。
ただ、全て自分で進めていく必要があるため、
事前に計画を立てておくことや、上手く行かない場合長引く可能性もある
ので、その点は注意しておく必要があります。
転職エージェントの利用
スピード | サポート体制 | 連絡頻度 | 年齢 | |
◎ | ◎ | 多め | 年齢若め |
- 強み
-
マンツーマンのサポート体制が充実
企業への連絡や交渉を仲介
第二新卒や初めての転職の方
- 注意点
-
連絡頻度は多めのため人によっては負担に感じる事も
利用に年齢制限がある場合も
- マッチしやすい人
-
早めに転職したい(あるいは転職時期を決めている)
初めての転職でサポートを受けながら転職活動をしたい
エージェントの連絡対応が苦じゃない
交渉や日程調整など代わりにお願いしたい
転職エージェントの強みはマンツーマンのサポートとスピード感です。
企業側への連絡も自分で行う必要がなく、働きながら転職活動を進める上でありがたいですね。
注意点としては、サポートが充実しているため連絡頻度は多くなる事。
求人紹介や、日程連絡など、その時にはすぐ電話に出られなくても、折り返し連絡する必要があります。
人によってはこれが苦手な方もいるので、転職エージェントを利用する前にはその点を考慮しておく必要があります。
転職サイトの利用
スピード | サポート体制 | 連絡頻度 | 年齢 | |
△~〇 | △ | 少なめ | 幅広い |
- 強み
-
幅広い求人から探せる
自分のペースで進める事が出来る
連絡頻度は少なめ
- 注意点
-
転職意志が弱かったり期間を決めていないと、延々と求人探しのみになってしまう可能性も
- マッチしやすい人
-
計画を立ててゆっくりと自分に合う求人を探したい
自分のスキルを求めてくれる企業で働きたい
チャンスがあれば転職したい
転職サイトの一番の強みは求人数が多い事。
その為、幅広く求人を探して、自分のペースで進めたいという方にはマッチしやすい方法と言えます。
また。スカウト型、と呼ばれる転職サイトでは、「登録時に希望条件を入力しておくと、条件にマッチする求人が届いたり、企業からスカウトが来ることもある」という特徴があります。
その為、「今の自分の能力と経験を求めてくれる企業で働きたい」という方にとっては、このスカウト型サービスがマッチしやすいと言えます。
注意点として、
誰にも急かされず、自分のペースで進められる分、人によっては求人探しで満足してしまう可能性
があります。
その為、ある程度の活動期間を決めての利用をおすすめします。
知人紹介(リファラル)
- 強み
-
職場のリアルな情報が得やすい
知人の為安心感◎
- 注意点
-
交渉がおろそかになってしまう可能性も→詳しく
知人紹介は、紹介される時点で信頼されている事、自分のスキルが求められている事が分かり自信につながります。
また、不明な点や職場の雰囲気、細かな仕事の内容に関しても、知人が仲介の為質問しやすいといった強みがあります。
注意点としては、
知人に紹介してもらった、という感謝がある為、条件の確認がおろそかになりやすい
場合があると思われます。
その為、転職する上で譲れない条件に関しては、親しい中とは言え、伝えておく必要があります。
就職説明会、職場説明会への参加
- 強み
-
職場で働くイメージが湧きやすい
企業に質問しやすい
同期が出来る可能性も
- 注意点
-
開催は不定期
- マッチしやすい人
-
入社希望時期と企業側の採用日がマッチする
説明会には、企業の社員数人で説明に来ている場合があり、中には
自分が希望している部署で働いている(将来は上司になるかもしれない)人がいる
可能性があります。
その様な立場の方と直接話が出来る事は、説明会の強みですね。
また、採用時期が決まっている場合は、同期入社の同僚が出来る可能性もあります。
ですが、開催が不定期で、採用時期も企業によって異なるので、説明会や採用日が自分の希望と異なると、この手段だけで転職は難しいです。
他の方法と併用して利用していくのが良いと思われます。
【転職活動方法】選び方を間違えない為に抑えておくべきポイント3つ
ここまで、女性の転職活動における悩みと、5つの活動方法について説明してきました。
活動方法を選ぶ前に、3つの押さえておきたいポイントがあります。
それは、
3つのポイント(自分の性格・状況・仕事への思い)これらを把握したうえで、自分に合った転職活動方法を選ぶ事
転職活動方法で選び方を間違えない為に、この3つが抑えておくべきポイントとなります。
例えば、
となると、時間を無駄にしてしまいます。
- 自分の性格(頻回な連絡にも対応できるか、交渉も自分で出来るか)
- 状況(退職が決まっており明確な転職時期の目標があるか、チャンスがあれば転職したいか)
- 仕事への思い(自分にとってのやりがい、仕事内容や福利厚生)
を把握したうえで、自分に合った活動方法を選ぶ必要があります。
【ケース1】転職サイトとエージェント、どちらを利用するか迷っている
両社の主な違いは、スピード感、連絡頻度、サポート体制です。
この3つの条件に関して、自分の希望を確認したうえでどちらのサービスを利用するか検討しましょう。
おすすめの転職支援サービス
- サービスの種類は分かったから、具体的なサービス内容を知りたい
という方へ。
↓以前、おすすめの転職支援サービスについて記事を書いているので、こちらも参考にしてみてください!↓
【ケース2】未経験でも転職したい!キャリアチェンジを検討している場合
転職を考えている方には、今までと違う仕事に挑戦したい!と、キャリアチェンジを考えている方も多いと思います。
ただ、同職種間の転職でも1人で行うのは大変なのに、未経験での転職活動となると、何から始めて良いか不安ですよね。
そんな方は、キャリアチェンジに特化した転職サービスを利用する事も検討してみましょう。
転職エージェント Maenomery
Maenomeryは、転職を視野に入れている20代~30代(新卒も可)の方へ、マンツーマンの就職サポートを行うサービスです。
特徴として、キャリアチェンジや未経験業界への挑戦を検討している方の、支援を強みとしています。
未経験業界への挑戦や、キャリアチェンジを考えている20代~32歳までの方(新卒も可)
マンツーマンで転職のサポートが欲しい方
とりあえず、転職に関する相談だけでもしてみたい方
未経験業界や職種へのキャリアチェンジ支援が得意
20代に限らず、32歳まで利用可
100%マンツーマンサポートのため心強い
少しでも転職に興味があれば、相談だけでもOK
32歳までの年齢制限アリ
マンツーマンサポートが苦手な人は不向き
キャリアチェンジを考えていて、転職エージェントを利用している方へ。
メリットや注意点を考慮したうえで、利用を検討しましょう!
知人紹介で注意すべき事
「知り合いに転職先紹介してもらえたら楽だよな~。」と考える方もいるでしょう。
ですが、知人紹介の転職では、注意すべきことが2点あります。
それは、
- 今の職場の良さを忘れてしまう
- 条件の確認が曖昧で、自分の希望を伝えられず入社してしまう
この2点です。
転職をしたい方の中には、「もっと評価されても良いのに!」「これだけ成果を出したのに給料も上がらないし不満!」と言う風に、ネガティブな理由が主な方もいると思います。
そんな時、親しい有人から転職(しかも条件がとても良い)の話を持ちかけられたら、誰でも舞い上がりますよね。
ただ、その紹介された職場が、知り合いがいるからと言って今の職場より必ず良い、とは言い切れません。
親しい中、給料など条件が良くなるとはいえ
- 仕事内容が自分の希望とはかけ離れていた
- 給料が良く残業もないけど家でも仕事しないと間に合わない
- 人間関係、福利厚生など、前職に当たり前にあった事が無い
など、思いがけず転職を後悔する可能性もあります。
私も転職に失敗して気づきましたが、今の職場の人間関係が良いところは、仕事に不満を抱えている状況では気づきにくいものです。
また、私も経験がある事ですが、
仲の良い友人とはいえ、プライベートで仲が良い事と、仕事でもお互いやりやすい関係なのかは必ずしも一致しません。
親しい友人にタイミング良く紹介されても、一旦冷静になり、
気の知れた友人だからといって条件の確認を怠らない事(希望条件など、伝えるべきところは伝える)
今の職場にあるもの(普段意識しにくいもの:サポート体制など)を捨ててでも転職したいかを考える事
が大切です。
20代-30代女性の転職活動における成功のポイント
【重要】女性が転職活動を成功させるためのカギ
女性が転職活動で注意するべき点は色々ありますが、転職に失敗した私が、一番大切だと思う事があります。
それは、
です。
仕事を生活の中心に置きたい人もいれば、家庭を生活の中心に置きたい人もいます。
やりがいを優先する人もいれば、収入を優先する人もいます。
ワークライフバランスと言いますが、皆が皆ワークとライフの比重が同じことなんてありえません。
どんな人生を送っていきたいのか、ライフプランを考えた上でキャリアプランを想像し、自己分析→自分に合った転職活動方を選択していく必要があります。
【アラサー女性】転職活動で苦手な面接に対する対策
私も経験しましたが、20代-30代の女性は、
年齢や結婚、子供有無で、どの面接でも聞かれやすい質問や、採用担当者が気にすることに特徴
があります。
以前、私が30歳で転職活動をした時に、実際にされた質問について記事を書いています。
↓興味がある方はぜひこちらもご覧ください!↓
まとめ-20代30代女性が、自分にあった転職活動を選ぶために–
今日は、【転職活動が苦手な20代~30代女性向け】後悔しない、自分に合った活動方法の選び方というタイトルで記事を書きました。
〈まとめ〉
20代-30代女性 転職活動の悩み
- 本当に転職するべきか
- 方法がありすぎて決められない
- 活動方法や利用した転職サービスが合わなかった
- 仕事(人によっては家庭)と並行しながら転職活動が大変
転職活動方法5タイプ
- 自己応募
- 転職エージェントの利用
- 転職サイトの利用
- 知人紹介(リファラル)
- 就職説明会、職場説明会への参加
自分に合った転職活動方法を選ぶポイント
自分の性格(連絡頻度が多いと苦手など)
状況(早く転職or機会があれば、いつまでに転職など)
仕事への思い(自分にとってのやりがい、仕事内容や福利厚生)
を整理する。
それらを把握したうえで、今の自分に合った活動方法を選択する。
女性が転職活動を成功させるコツ
まず理想のライフプラン(仕事と家庭の割合など)→キャリアプランを考える
そして自己分析→自分に合う転職活動方法を選択する
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事が、転職活動に悩んでいる20代-30代女性のお役に立てると嬉しいです。