年上の部下と関わる
20代で初めて年上の部下を持つことになった時、私はどのように接すればいいのか戸惑いました。
年齢も経験も上の先輩ですが、自分の方が上司という立場。
年上の部下を頼りながらも、自分も頼られる存在でありたいと考えていました。
今日は、自身の経験を基に、年上の部下との接し方というテーマで記事を書きました。
これからの季節、異動や転職が多くなります。
「初めて年上の部下を指導する立場になるけど、どうしよう。」
といった悩みを持つ方が増えるのではないかと考え、記事にしました。
年上の部下と接する上で大切にしていた事4選
【質問】年上の部下に敬語を使った方が良いのか?
年上の部下との具体的なエピソード
年上の上司より自分の立場が上になり、関わり方に悩んでいる
年上の部下が入職してきたが、関わり方に悩んでいる
それでは解説していきます!
年上の部下と接する上で大切にしていた事5選
年上の部下と接する中で、私は以下のことに意識していました。
敬意を払う
仕事やプライベートに関わらず、丁寧な言葉遣いや態度を心がけましょう。
相手の意見をまずは受け止める
部下とはいえ、自分より年上である分人生経験が豊富です。他の仕事を経験してきた方などは、社会的なスキルも多く持ち合わせている方もいます。
例え今の仕事に関しては、自分の方が経験年数が上だとしても、年下である自分では、思いもつかなかった意見を出してくれることもあります。
まずは相手の意見を受け入れて、その上で自分の意見を伝えるようにしましょう。
自分の意見を押し付けない
自分の方が立場が上だからと言って、相手の意見を受け入れないということはお勧めできません。
相手の意見を尊重し、相手の考えを踏まえて仕事を進めていくことが大切です。
自分からコミュニケーションをとる
挨拶はもちろんですが、年上の部下が仕事で困っていることがあれば、積極的にサポートしましょう。
困っている時は積極的に頼る
自分の方が上司といっても、年下から頼られて悪い気がする人って、そういません。
相手は自分よりも人生経験が豊富な分、相談する事で問題がすぐに解決する可能性もあります。
困っている時は、相手が自分の部下だからといって遠慮せず、積極的に頼るようにしましょう。
【質問】年上の部下に対しては敬語を使うべき?
悩むのが、自分より年上だけど、仕事の経験年数や、職場での経験年数は自分の方が上の場合。
この場合はまだ敬語を外して話しやすいかもしれません。
ただ、年上の部下からすると、年下の上司から初対面でタメ語を使われることをよく思わないパターンもあります。
私の場合、中途で入ってきた方(経験年数が同じで年上)とは、退職するまでずっと敬語で話していました。逆に、自分も相手もタメ口の方が話しやすいなら、徐々に敬語を外していくと良いでしょう。
どう思われるか気になるなら、経験年数では後輩とはいえ、ずっと敬語を使う方がおススメです。
逆に、元々、自分の上司だった人が、自分の方が役職が上になった事で部下になった場合。
この場合敬語を使わない、というのは難しいですよね。無理に敬語を外す必要はありません。
年上の部下との具体的なエピソード
自身が中間管理職をやっていたこともあり、年上の部下を持ったことがあります。
ですが、仕事は時間が経つにつれやり方も、優先順位も変わっていきます。
その為、元上司の意見とはいえ、「今はこっちのやり方の方が良さそうだな。」と思った時は
相手の意見を聞いた上で「私は○○だと思うんですけど、どうですか?」と、意見を聞くようにしていました。
本当にコミュニケーションって大切で、これが勝手に自分で決めていたり、上司の意見を鵜呑みにしてしまっていたら、後々自分も周りもしんどくなっていたかもしれません。
事の大切さに気付いた体験でした。
まとめ-年上の部下との接し方で意識すること-
今日は、年上の部下と接する上で大切にしていた事5選というテーマで記事を書きました。
年上の部下と接する上で大切にしていた事は?
敬意を払う
相手の意見をまずは受け止める
自分の意見を押し付けない
自分からコミュニケーションをとる
困っている時は積極的に頼る
年上の部下と接する上で意識すべき事
相手の意見を聞く→状況と優先順位を考える→自分の意見を提案する事が大切。
日頃からコミュニケーションをとり、何かあった時にお互い相談しやすい関係性を作っておくことが大切
年上の部下との接し方は、最初は遠慮しすぎたり、自分の意見が言えない場合もあるかもしれません。
ですが、上記のポイントを押さえることで、自分も相手も気を遣い過ぎずコミュニケーションをとる事が出来ます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事が、年上の部下との関り方で悩んでいる方の参考にしていただけたら嬉しいです!